川崎市立東橘中学校吹奏楽部定期演奏会を聴いてきた

川崎市立東橘中学校吹奏楽部定期演奏会を鑑賞しに
今月限りで閉館の川崎市教育文化会館へ行ってきた。

ホール前の階段で会場を待ちながら
あと何回この階段を上がれるのかな???
と思った。

開演前のステージアンサンブル

サックス四重奏　情熱大陸

第1部

天国の島
マーチ「春風の通り道」
富士山-北斎の版画に触発されて-

白いニットベストに長袖ブラウスで演奏。
2.3曲目は平成29年度吹奏楽部の課題曲と自由曲だ。
富士山-北斎の版画に触発されて-　では、部員たちは
北斎の富嶽三十六景を見てイメージを練ったそうだ。

休憩　OBと現役のアンサンブル

ダブルリード九重奏　もののけ姫
サックス四重奏　木星

ダブルリード九重奏はオーボエとファゴット、ファゴットのとぐろ巻いてるやつ(笑)で演奏。
サックス四重奏は全部で14人もいた。途中からジャズになる。

第2部　ポップスステージ　～歴代ヒットソング特集～

1980年代、1990年代、2000年代、2010年代の名曲を奏でる。

1980年代　ディープパープル・メドレー
1990年代　君の瞳に恋してる
2000年代　青春アミーゴ
2010年代　SEKAI NO OWARIのメドレー

ディープパープル・メドレーではかっこいいバリトンサックスの独奏。
君の瞳に恋してるでは女子部員に合わせてみんなで手拍子。
2000年代にAKB48を入れなかったのは選曲の妙である。

休憩　OBと教員の歌とピアノ

カンツォーネとアリア

オー・ソレ・ミーオと
トゥランドットより「誰も寝てはならぬ」を
音大に進んだ卒業生が素晴らしいテノールを響かせる。

第3部

「ひまわり、15本」～ヴィンセント・ヴァン・ゴッホに寄せて～
哀歌～「佐渡物語」の物語による゜バラード
2つの断章
「トリオ・パー・ウノ」より II. I
「GR」よりシンフォニック・セレクション

冬服のブレザー姿で演奏。
「ひまわり、15本」～ヴィンセント・ヴァン・ゴッホに寄せて～　は3年生のみで。
哀歌～「佐渡物語」の物語による゜バラードは木管八重奏。
2つの断章は金管八重奏。
「トリオ・パー・ウノ」より II. Iは打楽器三重奏。

「GR」よりシンフォニック・セレクションは
卒業生40人を加えて100人で演奏。
そのためにイスを並べるのに時間を食い
副部長のインタビューを無理やり
引き延ばして時間をつなぐ。
打楽器に川崎市立川崎総合科学高校
吹奏楽部顧問の長谷川剛士先生がいるのだけれど
長谷川剛士先生って東橘中学校の卒業生だったのか。
GRは「あーっ」というコーラスが印象的だ。
スケールのでかい曲を見事に描ききった。

アンコールは　ジャイアントロボより「明日への希望」

そして、別の曲の演奏に乗り3年生紹介。
一人づつ名前を読んで上手から3年生たちは客席に下り
ぐるりと回って下手袖で顧問となにやら話している。
3年生が24人もいる上に顧問との話が長引いて
観客としてタリカスは途中からだれたな。
この時点で開演から3時間を経過しており
客席を後にする人が多くなる。

そしてアゴーゴベルをきっかけに宝島を演奏。
ラストは手を差し上げ「やあっ!!!」と終わった。

客席にこれで終演かという空気が流れる。
しかし、全部員がステージ前に並んでの混声合唱。
その後部長のあいさつ。
「ありがとうございました」
と部員一同頭を下げてようやく終演した。
15:30に開演して19:14終演。
およそ4時間に及ぶ長い定期演奏会であった。

帰りに出口で3年生たちが見送ってくれた。