神奈川県立多摩高校合唱部定期演奏会

神奈川県立多摩高校合唱部定期演奏会に行った。


例年多摩市民館で開催しているので今年もそこだと完全に思い込んでいた。
筆者が多摩市民館にゆくと、大ホールでは何も開催していなかった。
「えぇっ!!」と思って予約メールを見ると会場は≪麻生市民館≫とあり
血の気が引いた。

大あわてで小田急向ヶ丘遊園駅に急ぐと
タッチの差で18:06の急行が出発していった。
次は18:11の各駅停車。果たして18:30の開演に間に合うのか???

新百合ヶ丘で降りて麻生市民館に走る。
ギリギリセーフで開演に間に合いそうだ。
麻生市民館が見えてくると「おやっ!」と思った。
入場は開始しているがホール入口に40人くらい並んでいるのだ。
メールで予約した氏名を受付で名乗り、それを確認してから
紙のチケットを発券する方式なので
入場に手間取って開演が遅れているようだ。
救われた!


筆者が客席に入ると大入りの盛会。
下手後方に席を確保できた。
7分遅れで開演した。


プログラム

I学生指揮者のステージ

混声合唱組曲『あなたとわたし』

2021年3月の定期演奏会ではすべての曲をマスクをして歌ったが
今年は全曲マスクなしの定期演奏会だった。


IIコラージュステージ

BOY
混声合唱のための「ヨハンネス福音之傳」より　それがし、ひと
Verbum caro
沖縄のうたによる混声合唱組曲「うっさ　くわったい」より　徳利小(とぅっくいぐわ)
「時代　横山潤子編曲集　混声編」より　時代(中島みゆき)
こころよ　うたえ

WE ARE SINGERSと背中に書かれた合唱部Tシャツで歌う。
BOYではまちまな色のネッカチーフを巻いていた。
それがし、ひと　は江戸時代の聖書にちなむ曲でハンドベルを鳴らすシーンがある。
Verbum caroは照明を落としシルエットになった部員たちがロウソク型LEDを
てのひらに灯す様子が宗教儀式風で印象的。

徳利小で衣装替えをして、まちまちな私服でステージに上がる。
これは神奈川県立多摩高校合唱部定期演奏会の伝統だ。
時代(中島みゆき)はしっとりと歌うのに聴き入った。


III合同ステージ

混声合唱組曲『嫁ぐ娘に』

今年度の現役部員は卒業する３年生を入れても22人と少なくなった。
幅広い年齢層の卒業生たちがステージいっぱいに上がっての大編成で歌う。


歌唱後卒業はステージから去ってゆき
指揮者とピアニストに花束贈呈。

女子部員があいさつ。
今年度は新入生9人を迎えて活動。
コンクールが録音審査でなくなり会場で歌えた。
ということを語る。
10年間多摩高校にいる顧問が4月から異動になる。

多摩高校愛唱歌　愛は時を越えて　と　夜の歌を
アンコールに歌い幕が下りた。


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