私立蒲田女子高吹奏楽部第9.5回定期演奏会

私立蒲田女子高吹奏楽部第9.5回定期演奏会に行ってきた。
なんで整数でないのかというと
2016年3月の第9回定期演奏会では当時の
３年生２人、２年生２人、１年生１人がインフルエンザＢ型にかかって
定期演奏会のステージに立てなかった。
最後の吹奏楽部定期演奏会で見送られることなく去って行った
当時の３年生たちの無念を晴らすべく
スケールダウンした形で
季節はずれの吹奏楽部定期演奏会の再演が開かれた。
旧３年生はプログラムに４年生として載っている。

会場がふるっている。
私立蒲田女子高アリーナ(体育館)なのだ。

私立蒲田女子高の有竹祭(ゆうちくさい＝文化祭)は
生徒の家族以外の男子は禁制らしい。
タリカスは蒲田女子高の周囲をうろついたことはあるけれど(←不審者)
校内に入ったことが今まで一度もなかった。
吹奏楽部第9.5回定期演奏会で蒲田女子高の校内に入れるとは
「霜月の奇跡」と呼びたい。

開場少し前に受付に行くと吹奏楽部員が開場までの待機場所になっている教室に
タリカスを優雅な物腰で先導してくれたのに非常に感心した。
その教室で待つことしばし、
別の吹奏楽部員が定期演奏会会場の体育館に先導してくれる。

1部

ベストフレンドマーチ
イタリアンラプソディ
もののけ姫セレクション
組曲「惑星」より　木星～喜びをもたらすもの～

2部
デイズニー・プリンセス・メドレー
ミュージカル「レ・ミゼラブル」より
Ｆｏｒｅｖｅｒ　Ｌｏｖｅ…あなたと私の愛の形をつくる　うれしいたのしいウェディングソングメドレーＫＧＨオリジナル！～お父さん、おかあさん、ありがとう。私達幸せになります！～

昨年度の部長・副部長のあいさつがある。
ＫＧＨオリジナル！では４年生たちのソロ・ソリ多数が見られた。

終演後アンコールで４年生たちが前に並んでピアノ伴奏で歌う。
その後第9回定期演奏会をインフルエンザで欠席した
４年生２人にインタビュー。
涙声で、熱は下がっていたのに
ドクターストップで定期演奏会に参加できず
スマートフォンで会場の様子を見ていたと
目にうるませながら語った。
「せーの、ありがとうございました」
と４年生たちがあいさつ。

ラストの曲は恒例の＜ウィー・アー・オール・イン・ディス・トゥギャザー＞でしめた。
終演後体育館出口で４年生たちがお見送りしてくれた。