Quantcast
Channel: 海神奈川吹奏楽部愛好会ブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1769

私立関東学院中学・高校オーケストラ部【幻の第13回定期演奏会】

$
0
0
京浜急行を黄金町で降りて、三春台の坂を登り私立関東学院中学・高校へ。
同校に入ると崖に張りつくような急な階段を登って会場のグレセット礼拝堂へ着く。
受付でQRコードを読み取りプログラムをもらい客席に入る。
たくさんの席が埋まる盛会だ。

【幻の第13回定期演奏会】というのは、5年前新型コロナウイルスの感染拡大で中止になった定期演奏会の再演である。
その当時高校3年生だった世代が大学4年生になりそれぞれの進路に進むのを前に再演となったそうだ。

プログラムのメンバー表を見ると現役生のサポートメンバーが入っているが、すべて高校生でOB.OGを知る世代なのだろう。
中学1年生からすれば知らない大人たちだもんね。
 
プログラム
交響詩「死の輪舞」(サン=サーンス)
「カレリア」組曲 作品11(シベリウス)
チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」

結構な盛会で筆者は上手側に席を確保。
死の輪舞は重い弦楽器の低音が印象的で引き込まれる。

カレリアは弦楽器のピチカートにのりイングリッシュホルン?のソロが印象深い。終盤の熱演に感銘した。

チャイコフスキー第6番はファゴットの低音の出だし。チャイコフスキーの世界に聴き入った。

演奏後指揮者に花束贈呈。そのあいさつで
S先生の代打として本日振ったそうだ。
新型コロナウイルス感染拡大が始まった
2020年当時、指揮者は千葉県の公立高校にいた。
社会人の合唱からクラスターが出て
世の中の(ステージ公演への)風当たりが強くなった。
定期演奏会き高校3年生の卒業セレモニーだが、
当時はそれもなく卒業した。

2019年度部長あいさつ。
春合宿も定期演奏会も中止。
5年越しでみんなと舞台に立てうれしく思います。 
 
S先生とアンコール

S先生がステージに登場するのだが、
ベッドのように寝るタイプの電動車いすに乗り
酸素マスクをした状態で現れ驚いた。
2024年9月のかんらんさいと10月の商店街の演奏会では
イスにすわって指揮をしていたのだ。


S先生のあいさつ

昨年から体調が悪くなって11月を最後に練習が途絶えてしまった。
多くの卒業生、現役が集まってくれてうれしい。
2025/4/25の定期演奏会も指揮する意欲を見せた。

S先生の指揮ハッペルベルのカノンを演奏して終演した。

ステージ上手に変な物があるなぁと思っていたら
S先生の車いすをステージに上げるためのリフトであった。
終演後何人かで車いすを降ろしていた。

終演後礼拝堂出口付近で卒業生がお友達と歓談していた。


グレセット礼拝堂の前ではマーチングバンド部が
パーカー姿でフォーメーションの練習をしている。
2024年9月のかんらんさいの公演を見たけれど
こうした地道な努力をしているんだね。

◆めざせ、ナンバーワン吹奏楽部ブロガー!!花を持つうさぎ吹奏楽 にほんブログ村吹奏楽   人気ブログランキング吹奏楽に参加しているので「ポチっと」一押してください。皆様のごひいきにより、吹奏楽のブログランキングでは思わぬ上位に食い込んでいます。
にほんブログ村 大きな白吹奏楽へ

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1769

Trending Articles