そこにはフルートの女子高生が住んでいる

先日、食料品を買いに隣の町内へ出かけた折
紺のピーコートを着た私立女子高生が
肩からフルートのケースを提げて歩いていた。

広い工場跡地に21世紀初めに建った
大きな分譲マンションに
その女子高生は帰っていった。
意外な近所に吹奏楽部員が住んでいようとは。


写真はイメージ。

高級分譲マンションのローンを組み
娘を私立女子高校に通わせ
自前のフルートを買い与える

親にどんだけの資力があるんだかと
その女子高生を見てうらやましく思った。



21世紀に入ってから工場跡地にタワーマンションや
低層の大きなマンションの建設が相次いでいるのに
本件で気が付いた。
1990年7月発行の地図帳を持っているので
その土地に何があったかはすぐにわかる。

住人たちは自分たちが工場跡地に住んでいるという
自覚はあるのだろうか?
ボーリングして土壌汚染の有無は確認したのかな。
契約書の重要事項に工場跡地であることが
記載されているのかしら??

高級分譲マンションを買えない貧乏人には
どうでもいいけれどさ。

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